主にプラモデル塗装用としてブースを作成しました。下記内容をよくお読みください。【作成方針】・プラモデル塗装は勿論ですが、プラや木材、金属の研磨系の作業でも使用できる風量を持ち、できるだけ小型にする。（風量500m3/h以上）・ダクト径は、排気パイプの取り回しのしやすさから、できるだけ細いもにしたい。・ブース本体は、キューブ型にしてできるだけ突起物を無くし、上面は平らにしてものを置けるようにする。などを前提に検討した結果、、、【ブースの仕様】・使用ファンは、ダクト中間取り付けタイプ、Hon&GuanのHF-125PE（カタログ値風量561m3/h、径125mm、無段階調速ボリューム付き）です。（「風量561m3／h」は、時間あたり561立方メートルを排出するという数値で、ダクトサイズ125mmでは最強クラスだと思われます）・ブースボックス本体は、反りの出にくさ、強度などからMDFボード（9mm厚）を使用しています。基本的に接着で組み立てています。・空気の流れを左右するインナーパネルとフロントパネルは、ポリカーボネート（スモーク）でアルミレールに差し込み式です。（汚れたら、4.5mm程度の厚さの板などに交換可能です）・ブース下面には、何かと便利なのでハニカムフィルター（クレオス製）を設置しています。ファン吸い込み口には換気扇用フィルターを輪ゴムでとめています。（汚れたら交換してください。また、両フィルターとも、お好みによって取り除いて使用いただいてもかまいません）・排気口は左側（固定）になります。（他に右排気もあります）・ダクト125mm径のパーツ等は意外と入手が困難なので、このサイズのダクトホースとホース留め具をお付けします。・サイズ（多少の工作・計測誤差はあります）・高さ：約440mm／ ・横幅：約450mm／ ・奥行き：約400mm（前面パネルレール分10mmを含み）・重量：約7.8kg《使用しての感想》・ハンドピースでの塗装から缶スプレー塗装まで十分に排気してくれて、臭いも残りません。塗装で最大出力を使うことはまずありません。・よく使われるシロッコファンよりファン自体の運転音は少々大きいようですが、内蔵式なのでそれほど気になりません。（設置した室内より屋外の排気口からの方が大きく聞こえるような気がします）・研磨系の作業でも、間口のサイズに問題なければ十分に使えます。《ご注意ください》・素人の手作りなので、多少の誤差、工作の汚れ等あるかもしれません。（機能面では問題ありませんが）・排気ダクトの設置状況によっては所定の性能を発揮しない場合があります。★ファン付属の無段階スイッチは、操作の反応が良くありません！！。（スイッチ操作から少し時間を要します！ 私の不満点です）・素材のMDFボードは、水に弱い特徴を持ちます。（乾燥の早い塗料や液体では何ら問題ありませんが、長時間水に浸かっていると弱くなりますのでご注意ください。）以上、ご不明な点があればご質問お願いいたします。