本物 Asia シンフォニック色濃い傑作2nd「Alpha」Audio fidelity社SACD仕様限定盤 輸入盤 未開封新品

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御存知! Asia  シンフォニック色濃い傑作2nd「Alpha」  Audio Fidelity社SACD仕様限定盤  輸入盤 未開封新品でございます。



現在主流の情報量重視のフラットマスタリング方式の先駆けAudio Fidelity社制作によるSACD盤でございます。高音質でございますが、非常にアナログ的で非常に良心的な音質となっております。


そもそも初期Asiaの作品はオーディオ・ファンにも人気が高く、アナログ時代でも重宝されたものでもございます。

されどCD化の際には、何故か?旧A面・B面エンディング部が少々カットされ、忸怩たる思いをされた方々が多かった模様でございます。現在ではオリジナルに沿ったものに戻され、ファンは留飲を下げたという感がございます。

そもそもアナログにせよ、CDにせよ、ハイレゾにせよ、SACDにせよ、マスターテープの再現が一番重要でございますが、「アナログ盤が一番マスターテープの再現をしていたのではないか?」との指摘がオーディオファンから挙がり、
嘗ての名マスタリング・エンジニア故George Marino等が手掛けた過去のアナログ盤が高値で取引される昨今でございます。


但し、こちらにはスクラッチノイズはございませんが.............................................................................




内容は言わずもがな。


ラインナップは全盛期。

故John Wetton(Vo、B ex-Mogul Thrash、King Crimson、Roxy Music、Uriah Heep、U.K.他)、名手Steve Howe(G、B-vo ex-Yes)、テクノ系名手Geoffrey Downes(Key、B-vo ex-Isotope、Buggles、Yes)、
御存知!ジャズ系名手Carl Palmer(Ds、Per ex-Crazy World Of Arthur Brown、Atomic Rooster、EL&P)となります。




前作が大成功したものの、したり顔で関係者が首を突っ込む様になりバンド内が微妙な雰囲気となったAsia。シングルヒットが成功の鍵となったとされ(ここが誤解の始まり....)、Wetton/Downesによる楽曲が重視される事となったこの「Alpha」。



Steve Howe自身もリフ等考えるくらいでギターの選択も前作ほど迷わなかったとの事で、リーダー格ではあるものの権力バランスがずれた感がございます。



故John Wettonの才能の背景にある「教会音楽」の影響が(特にメロディ感覚に)非常に強く出た感のある作品で、前作のスリルとは異なる落ち着いたシンフォニック的な感の強いメロディアスで優れた楽曲が揃います。

躍動感のある楽曲もございますが、シンフォニック的な落ち着きの中でのもの。演奏・アンサンブルもそれに準じた感がございます(但し、Carl Palmerの演奏個性が生かし難くなった感がございます.....)。


演奏・アンサンブルの巧みさ・面白さと楽曲の面白さのバランスが興味深かった前作とは異なる、楽曲重視の感がございます。



非常に優れた作品ではあるものの、レコード会社の商業的分析、John Wettonの音楽的主観と聴衆の求める音楽性に大きなズレがあり、セールスは大きく下回り、責任を負う形で日本公演前のJohn Wetton脱退。
その後の故Greg Lake(ex-King Crimson、Emerson, Lake & Palmer)加入(その後の日本公演後に脱退、John Wetton再加入の経緯を辿りますが.....)、そして3rd制作前のSteve Howe脱退、とややこしい経緯を辿る事となります...................



そもそもAsiaの1st自体がかのSteely Danの大傑作「Aja」と似た売れ方をしたもので、シングルヒットが思うほどヒットしていない上であれだけのセールスを挙げるというもの。

代表曲は多いものの、ヒット曲は......という感がございます。



楽曲だけでなく、演奏・アンサンブルの面白さやスリルも重視しておりますし(あちらは名手Steve Gadd、こちらは名手Carl Palmerの見せ場も出てきますし..........)。

そこの分析の違いが2ndの内容やセールスに繋がるのでは?と存じます。



前作に比べ分が悪い「Alpha」ではございますが、1stのツアーで披露されツアーが進むにつれアレンジが変わっていった「Midnight Sun」(Steve Howeのソロが素晴らしい)の完成ヴァージョンなど聴きものが多い作品で、
現在ではシンフォニック/ポピュラー系のプログレ作の傑作として高い評価を受けております。



後に制作するJohn Wettonの大傑作2nd「Voicemail」に繋がる音楽性でもございます.....................




SACD化マスタリングの担当エンジニアはKevin Grey。グラミー賞受賞作含め数々の名盤を手掛けた名マスタリング・エンジニアでございます.............................................................






現在では入手が非常に困難の模様。この機会に是非。


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